衝突激化 パレスチナ人による襲撃相次ぐ
中東・エルサレムなどで13日、パレスチナ人がイスラエル人を狙う事件が相次いだ。双方の衝突は今月に入り激しさを増している。
地元メディアによると、エルサレムで13日、パレスチナ人の男らがバスを襲い、イスラエル人の乗客らに発砲。さらに刃物で刺した。この事件で2人が死亡、少なくとも16人がケガをしたという。
また、13日はイスラエルの最大都市テルアビブ近郊でも、パレスチナ人がイスラエル人を次々に刃物で刺して数人がケガをするなど、各地で襲撃事件が相次いだ。
イスラム教、ユダヤ教、双方の聖地をめぐる対立をきっかけにした衝突は、今月に入りさらに激しくなっていて、収束の兆しが見えていない。