グアテマラ土砂崩れ 不明者捜索打ち切りへ
死者280人を出した中米・グアテマラで起きた大規模な土砂崩れで、グアテマラ当局は13日、行方不明者の捜索打ち切りを決めた。
ロイター通信によると、首都グアテマラシティ郊外で今月1日発生した大規模な土砂崩れでは、100軒以上の民家が土砂に埋まり、住民ら280人が死亡した。
グアテマラ当局は13日、依然70人が行方不明であることを明らかにしたが、政府の対応は「次の段階に移る」と述べ、行方不明者の捜索を打ち切る方針を示した。今後は、被災者の生活支援や地域の復興に力を注ぐという。
当局は先週の時点で、370人以上が行方不明としていたが、その後、大幅に下方修正している。