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首相が被災現場視察「生活支援をしっかり」

2015年9月12日 12:14
首相が被災現場視察「生活支援をしっかり」

 低気圧の影響による記録的な大雨で、茨城県と宮城県で、河川の氾濫などで16人が依然として行方不明になっている。

 茨城・常総市の石下総合体育館では、12日午前11時半現在、500人以上の住民が避難している。この日は最初の週末ということもあり、午前中から大勢のボランティアが来ている。また、支援物資も次々と届いている。そうした支援に、避難している人は「ありがたいです」と話す一方で、「早く家に帰りたいが、電気と水道がいつ復旧するのか」と不安そうにしている。

 常総市役所によると、行方不明者は11日時点で22人だったが、うち7人と連絡が取れ、現在は15人だという。また、依然として約200人が救助を待っているとみられる。

 一方、安倍首相は12日、被災現場の視察を行い、避難所では「生活支援をしっかり行っていきます」などと被災者を激励した。