茨城・常総市では、自衛隊などのヘリコプターで救助された方たちが避難所で夜を過ごしている。その避難所前から右松キャスターが伝える。

　こちらは、今、雨はあがっている。こちらの避難所には、５００人くらいの方がいる。入口には、まだ家族に会えてない方が待っている様子も見受けられた。

　私たちは、正午頃こちらの地区に入ったが、最初は川の水が堤防を乗り越えて、水の流れはあるにせよ、ヒザ下くらいまで街が冠水している状況だったので、まだ避難せず心配そうに様子を見ている方もいた。

　しかし、私たちがその現場をいったん離れ、１時間ほどした後に戻ったときは、街には濁流が流れ、戻れるような状態ではなかった。

　避難所の多くの方が口にするのは、「情報」が欲しいということ。避難所にはテレビはなく、唯一の情報手段はインターネットだが、ネットだけだと自分たちが住んでいる地域がどうなっているのかわからない。ローカルな情報を発信してほしいとの声が聞かれた。