常総市で救助進む 避難所の孤立解消へ
10日に560人が避難したものの、周囲が冠水し、孤立していた茨城・常総市の避難所では、孤立が間もなく解消される見通し。
鬼怒川の決壊場所から約2キロ離れた所では、水がはけておらず、車が水につかっている。10日は歩いて近づけないくらい冠水していたが、水が引いてきている。
10日、560人が避難し、冠水で孤立していた地域交流センターでは孤立が間もなく解消される見通し。常総市で救助を必要としている人は、10日夜の段階で、孤立した避難所にいる人も含めて1600人いたが、水が引いた場所もあり、ヘリやボートでの救助も進み、大幅に減っていると見られる。
避難している人によると、10日は食料がなかなか届かず、5人家族でパン1枚だけだったが、水が引いた11日朝は、団子や水が配られたという。
水が引いてきているので、自宅の様子を見に帰ろうとする人もいるが、まだ水かさが高い場所もあり、引き返してきた人もいた。