VW問題 幹部30人が不正関与か
ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンが不正に排ガス検査を逃れていた問題で、地元メディアは14日、少なくとも幹部30人が不正に関与していたと伝えた。
これは、ドイツの有力誌シュピーゲルがフォルクスワーゲンの内部の調査を行っている法律事務所などからの情報として伝えたもの。記事によると、不正に関与していたのは、これまで会社が主張していた少人数ではなく、少なくとも幹部30人に上るという。
不正を巡っては、すでに地元の検察当局が捜査を始めていて、組織ぐるみの関与があったかどうかが焦点となっている。対するフォルクスワーゲン側は、根拠のない数字だとして否定したという。