幹部の汚職に揺れるＦＩＦＡ（＝国際サッカー連盟）の会長選挙の立候補が２６日、締め切られた。ヨーロッパメディアは８人が立候補したと伝えている。

　立候補は２６日、締め切られ、ＡＦＰ通信によると前の会長選挙でブラッター会長に敗れたヨルダンのアリ王子ら８人が立候補した。

　この中には、ブラッター会長から不適切な報酬を受けたとしてサッカーに関するあらゆる活動を禁止されている欧州サッカー連盟会長で元スター選手のミシェル・プラティニ氏も含まれているが、ＦＩＦＡは活動禁止処分が解除された後で立候補を受理するかどうかを判断する方針。

　会長選挙は来年２月で、ＦＩＦＡはそれぞれの候補者が立候補資格を満たしているかを審査したうえで、あらためて発表するとしている。