“拉致調査”報告は来年の可能性~北高官
北朝鮮の高官は、拉致被害者を含むすべての日本人の調査について、「報告が来年にずれこむ可能性がある」という見通しを示した。
これは、北朝鮮を訪れていた民主党の有田芳生参議院議員に対して明らかにしたもの。
有田議員「(報告書は)ほぼ完成に向かっていて、それが年を越すかもわからないが、『大詰めの段階にある』ということは確実なこととして聞きました」
調査の報告は当初、特別委員会の設置から一年の今年7月がメドとされていたが、北朝鮮側から「今しばらく時間がかかる」という連絡が入っていた。北朝鮮側は報告は文書の形にし、日本が受け取ることができない場合、一方的に発表する可能性も示唆したという。