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墜落民間機は「空中分解」ロシア航空当局

2015年11月2日 5:50
墜落民間機は「空中分解」ロシア航空当局

 エジプト東部のシナイ半島で、先月31日に墜落したロシアの民間機について、ロシア航空当局は1日、「空中分解した」との見解を明らかにした。

 乗客・乗員224人が死亡したロシア機の墜落事故で、ロシア航空当局幹部が1日、墜落現場を視察し、「機体の破片が20平方キロメートル余りの広範囲に飛散しており、高い高度で機体が分解した」との見解を示した。

 墜落をめぐっては過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しているが、ロシアのソコロフ運輸相は「結論を出すにはデータが不十分」としていて、ブラックボックスの解析が急がれる。