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施設決壊で鉱山廃水が村に…15人死亡

2015年11月6日 12:53
施設決壊で鉱山廃水が村に…15人死亡

 ブラジルの鉱山で5日、廃水をためていた施設が決壊し、大量の水が周辺の村に流れ込んだ。少なくとも15人が死亡、45人が行方不明になっている。

 ロイター通信などによると、ブラジル南東部のミナスジェライス州で5日、鉄鉱石の鉱山から出た廃水をためている施設が決壊した。廃水は周辺の村に流れ込み、住宅数十軒が濁流にのみ込まれ、少なくとも15人が死亡、45人が行方不明になっている。

 廃水には金属くずや有毒な物質が含まれている可能性があり、地元当局は住民約600人を避難させている。

 鉱山の運営会社によると、事故の原因は不明で、廃水が近くの川に流れ込むなどして被害が拡大しないか懸念されている。

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