「イスラム国」か イエメンでテロ 死者も
内戦状態が続く中東イエメンで6日、南部アデン州の知事が自爆テロに遭い、死亡した。過激派組織「イスラム国」を名乗る組織が犯行声明を出した。
ロイター通信によると南部のアデン州で6日、州知事を乗せた車列を狙って車が突っ込み、自爆した。知事は死亡、ほかに少なくとも6人の側近らが死亡したという。
事件後、「イスラム国」を名乗る組織がインターネット上に犯行声明を出し、知事の車列が通り過ぎる際、駐車していた車を爆発させたと主張した。
イエメンでは、ハディ大統領側とイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」の間で戦闘が続く中、その混乱に乗じるかたちで「イスラム国」が活動を活発化させている。