新国立当初案との類似性を調査 ザハ事務所
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の当初の計画案を作成していたイギリスのザハ・ハディド事務所が、新たに採用が決定したデザインと当初案との類似性を調査していることがわかった。
22日決定した新国立競技場の新しいデザインについてザハ事務所は、「私たちの案にスタジアムのレイアウトなどが大変似ている」とコメントしていたが、23日、新しいデザインの詳細を再調査し、類似性を調べていることを明らかにした。
今後、法的手段に訴えるかどうかは、「何も話せない」としている。ザハ事務所は、「当初案のデザインの知的財産権はわれわれにある」と主張していて、調査の結果を受けて対応を検討する見通し。