イラン・ロウハニ大統領がローマ法王と面会
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経済制裁の解除後、初めての外遊を行っているイランのロウハニ大統領は26日、バチカンを訪ね、ローマ法王と面会した。
バチカンの発表によると、ロウハニ大統領とフランシスコ法王は、中東地域での紛争を政治的に解決するためにイランの役割が重要であることを確認し、宗教間の対話の重要性などについて話し合ったという。イランの大統領がローマ法王を訪ねるのは17年ぶり。
ロウハニ大統領は、カトリック教会の代表者であるローマ法王と会うことで、イランが国際社会に復帰したことを強く印象付ける狙いがあるとみられている。