北“ミサイル”施設で発射に向け新たな動き
北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告について、アメリカの研究機関は3日、北朝鮮北西部の施設で、発射に向けた新たな動きが確認されたことを明らかにした。
アメリカの研究機関「38ノース」が公表した、北西部・東倉里のミサイル発射施設の衛星写真によると、ミサイルを組み立てる建物の周辺に今月1日、バスなど9台の車両が確認でき、活動が活発になっているという。この上で、通告のあった今月8日から25日の期間内に発射を行える状態にあると分析している。
一方、韓国の国防省はイージス艦などの戦力の配置を完了したことを明らかにした。
韓国国防省報道官「ミサイルの発射時、探知・追跡するための戦力の配置を完了した」
また朴槿恵大統領は「世界平和に威嚇を加える行為で、決して容認できない」とする声明を発表し、「北朝鮮の挑発は国連の制裁を全く恐れていないということだ」と強調した上で、国連・安全保障理事会のより強力な制裁決議が必要だと訴えた。