ドイツ列車衝突 時速100キロで走行か
ドイツ南部で9日、列車同士が正面衝突し、これまでに9人の死亡が確認された。
事故があったのはドイツ南部・バイエルン州を走る私鉄の単線区間。9日朝、列車が正面衝突し、一部の車両が脱線、大破した。事故当時、車両には約150人が乗っていて、これまでに9人の死亡が確認された。また、100人以上がケガをしたという。
今のところ日本人が巻き込まれたという情報は入っていない。
ドイツの運輸相は事故直前、2つの列車はともに時速100キロで走行していた可能性があることを明らかにした。
また、現場付近には衝突を防ぐための自動制御装置が設置されているが、今回は機能しなかったとみられ、当局が事故原因を調べている。