北朝鮮 短距離弾道ミサイル2発発射
北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。国連で採択された制裁決議や米韓合同軍事演習に反発したものとみられる。
日本政府関係者によると、10日午前5時22分頃、北朝鮮が朝鮮半島の西岸から、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したという。ミサイルは、約500キロメートル飛んで日本海に落下したものとみられる。
北朝鮮を巡っては、核実験や弾道ミサイルの発射を行ったことから、今月、国連安全保障理事会で北朝鮮への制裁決議が採択されたばかりだった。また、北朝鮮は、アメリカ軍と韓国軍が行っている大規模な合同軍事演習に強く反発していて、「総攻勢に入る」などと警告していた。