空港一部再開 夏休み前の完全復旧目指す
ベルギーの同時テロで大きな被害を受けたブリュッセル国際空港が3日、営業を一部、再開した。
同時テロ以来、12日ぶりに営業を再開した空港では、出発ロビーがテロの被害を受けたため、仮設の建物で搭乗手続きを行った。また、入り口で身分証の提示を要求、乗客以外の立ち入りを禁止するなど、安全確保策も強化された。
初日はギリシャ・アテネ行きなど、出発便は3便のみだったが、再開後の第一便が飛び立つ際には、職員らが外に出て様子を見守った。
空港側は、夏休みシーズンが始まる6月末か7月初めまでに完全復旧を目指すとしている。