米トランプ前大統領 銃規制強化に反対「銃を持った悪人を止める唯一の方法は銃を持った善人」
21人が死亡する銃乱射事件が起きたアメリカ・テキサス州で27日、銃規制に反対する共和党の有力な支持基盤、「全米ライフル協会」の総会が開かれ、出席したトランプ前大統領は銃規制強化に反対する姿勢を強調しました。
トランプ前大統領「昔から言われているように、銃を持った悪人を止める唯一の方法は銃を持った善人である」
トランプ前大統領はさらに、銃の規制ではなく警備の強化が必要だとして、全ての学校の入り口を1か所にして、金属探知機を置き、警察官や武装した警備員を配置すべきだなどと述べました。
一方、会場の外には総会の開催に抗議する市民ら数千人が集まり、銃規制の強化を訴えました。
デモ参加者「子どもにかくれ方、逃げ方、戦い方の訓練を受けさせるような世界で子育てなんてできない」
こうした中、バイデン大統領は29日に銃乱射事件があった町を訪れ、遺族と面会する予定です。