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テキサス銃乱射「間違った判断だった」現場到着も突入まで“1時間待機”理由は…

2022年5月28日 12:00
テキサス銃乱射「間違った判断だった」現場到着も突入まで“1時間待機”理由は…

アメリカ・テキサス州の小学校で児童ら21人が死亡した銃乱射事件で、突入までおよそ1時間かかったことについて地元警察は27日、「間違った判断だった」と認めました。

地元警察によりますと事件当時、容疑者の男がたてこもった教室にいた児童らから「8人から9人生きている」「すぐに警察を呼んで欲しい」などの通報が相次いでいたにもかかわらず、19人の警察官が廊下におよそ1時間待機していたというこです。

突入が遅れた理由について、教室にいる子どもたちに危険がないと判断したとしています。

テキサス州 地元警察「間違った判断でした。弁解の余地はありません」

一方、同じテキサス州では27日、銃規制に反対する共和党の有力な支持基盤、「全米ライフル協会」の総会が開かれました。

トランプ前大統領「昔から言われているように、銃を持った悪人を止める唯一の方法は銃を持った善人である」

会場の外では数千人が集まり、総会の開催に抗議の声を上げました。

デモ参加者「子どもにかくれ方、逃げ方、戦い方の訓練を受けさせるような世界で子育てなんてできない」

バイデン大統領は29日に事件があった町を訪れ、遺族と面会する予定です。