新年祝う“水かけ祭り”タイで始まる
タイでは13日から旧正月「ソンクラーン」が始まり、恒例の水かけ祭りが各地で行われている。
首都バンコク中心部の水かけ祭りは、道路を封鎖して現地時間の正午から始まった。人々は水鉄砲などで見境なく水をかけあう。バンコク中心部だけで毎年、1日で約10万人が参加するという。
しかし今年は例年と少し事情が異なる。タイでは降雨量の少ない北部を中心に、広い範囲で干ばつに見舞われている。このためバンコクでは政府が節水への協力を呼びかけ、例年の3日間から2日間に期間を短縮して行われている。
水不足が解消するにはまだ時間がかかりそうだが、参加した人たちはこの時ばかりはと、びしょ濡れになりながら新年を祝う祭りを楽しんでいた。