イエメン内戦 クウェートで和平協議始まる
内戦状態となっている中東のイエメン情勢で、対立する2つの勢力が21日、クウェートに集まり、和平協議が始まった。
和平協議は21日、当初の予定から3日遅れて始まった。国連が仲介役を務めている。イエメンでは去年から、サウジアラビアなどが支援するハディ政権側と、イランが後ろ盾となっているとされるイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」との間で戦闘が続いている。今月11日には国連の仲介による停戦が始まったが、その後も戦闘は報告されている。
1年以上にわたる対立で双方の不信感は根強く、和平協議で歩み寄れるかは不透明。