エジプト航空当局「地中海に墜落」見方示す
乗客・乗員66人を乗せフランス・パリからエジプト・カイロに向かっていたエジプト航空機が日本時間の19日午前、消息を絶った。エジプト当局は地中海に墜落したとしている。
乗客・乗員66人を乗せたエジプト航空機は、エジプトの沖合約280キロの上空で日本時間の午前9時30分ごろ、レーダーから消えたという。エジプト軍は現在、地中海に航空機と艦船を派遣して、機体の捜索にあたっている。エジプト航空によると、乗客の多くはエジプト人やフランス人で、日本人は含まれていないという。
消息を絶った原因については、フランスのバルス首相は「いかなる可能性も排除できない」としている。エジプトの航空当局は複数のメディアに対し、「航空機は地中海に墜落した」との見方を示しているが、墜落を示す残骸が見つかったという事実もなく、情報は錯綜している。