オバマ氏広島訪問 中国メディアは日本批判
27日に広島を訪問したオバマ大統領について、アメリカメディアは「日米同盟関係の象徴となった」と報じるなど前向きな評価が目立った。
NBCテレビは、トップニュースで、歴史的な訪問だと伝えた。
MSNBC「オバマ大統領は2人の被爆者と感動的な対面を果たした」
また、ワシントンポスト紙は、「第二次世界大戦後に日米が敵から同盟国へと変化したことの象徴だ」と評価した。
17分間にわたった大統領のスピーチについて、ニューヨークタイムズ紙は、「正式で重要な時にだけ見られるゆっくりとした、考えられた抑揚での話し方だった」と分析した。
市民「広島に行って全てを見た初めての大統領だ。称賛しなければ」
また、オバマ大統領が朝鮮半島出身の被爆者にも触れたことについて、韓国外務省は「アメリカの大統領として初めて広島で韓国人犠牲者を明示して哀悼した点を評価する」とした。
一方、中国国営の中央テレビは27日夜、「パフォーマンスにすぎない」とした上で、日本は広島を利用して侵略者のイメージを忘れさせようとしていると批判した。