英投票 最初の開票で残留派が大幅リード
EU離脱の賛否を問うイギリスの国民投票は、日本時間24日午前6時に投票が締め切られ開票作業が始まった。最初の開票では残留派が大幅にリードしている。
日本時間24日午前7時半過ぎに、イベリア半島にあるイギリス領ジブラルタルの開票結果が発表され、残留派が19322票、離脱派が823票と、残留派が20倍以上の差をつけてリードしている。
またスカイニュースは投票締め切り時間の日本時間24日午前6時過ぎに約4700人を対象とした独自の調査結果を発表した。それによると、残留支持が52%、離脱支持は48%で、残留派が4ポイントリードしている。
さらに、84人の議員がキャメロン首相に対し「どのような結果になっても首相を続投すべきだ」とする書簡を送ったという。この中には離脱派の中心人物であるジョンソン前ロンドン市長も含まれているという。
また残留派のキャメロン首相は投票締め切り後にツイッターで「イギリスをヨーロッパの中でより強くするするために投票してくれたみなさんにありがとう」とのコメントを出した。一方のジョンソン氏は「国民の評決を待つ。両派の活動に参加したみなさん、投票したみなさんに感謝している。結果を待っている」とのコメントを出している。
大勢判明は早ければ日本時間24日昼頃になる見通し。