ガガさん×ダライ・ラマ14世 中国けん制
アメリカの人気歌手レディー・ガガさんが26日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と意見交換したことについて、中国外務省はけん制した。
ガガさんとアメリカを訪問しているダライ・ラマは26日、全米市長会議で開かれたイベントで意見交換した。2人は参加者らに対して思いやりの大切さなどについて、それぞれの意見を述べた。
一方、チベットの動きをめぐってダライ・ラマの言動を警戒する中国政府は、インターネット上の書き込みを引き合いに出し、この意見交換についてけん制した。
中国外務省報道官「2人の面会後のネットユーザーのコメントを見ると、怒りが湧きあがっている」
インターネット上では、2人の意見交換後、「ファンを辞める」などといったガガさんに批判的な書き込みが相次いでいる。中国の政府系メディアの一部は、ガガさんの中国本土での活動が制限されるべきと示唆している。