宝石泥棒…わずか2分間の"犯行" 「どれが高いか」事前に把握…予行演習も?
韓国南部・光州(クァンジュ)で17日、宝石店の監視カメラが、「ある男」の映像をとらえていました。
その「男」は突然、ハンマーを取り出し、店のドアを何度も打ち下ろし、店の中へと入っていきました。一目散に商品ケースへ向かうと、ハンマーでガラスを割り、指輪など貴金属を盗んでいきます。
店を出るまでにかかった時間は、わずか「2分」でした。韓国メディアによりますと、2000万ウォン(日本円でおよそ200万円相当)の貴金属が盗まれたということです。
店の関係者は、宝石店を訪れた男らについて、「『高いものがどんなものか』を、事前に把握する緻密さを見せていた」といいます。
宝石店関係者
「(男らは値段の)交渉中に携帯をみたり、外を確認しながら不安がっている様子だった」
また男らは、ハンマーでドアをたたくなど、犯行の予行練習までしていたこともわかりました。
警察は、窃盗の疑いなどで20代の男など5人を拘束しました。男らが隠した貴金属の行方を探すとともに、事件の経緯を詳しく調べています。