リオ五輪まもなく開幕 “聖火”が開会式へ
南米で初めてとなるリオデジャネイロオリンピックが現地時間5日に開幕する。
リオオリンピックは現地時間5日から17日間行われ、200以上の国と地域の1万500人の選手が28競技306種目を競う。
聖火リレーは開幕の朝、リオの街の象徴であるコルコバードの丘のキリスト像からスタートし、開会式へと向かった。注目の最終ランナーについて地元メディアは、サッカーの元ブラジル代表のペレ氏が健康上の理由で辞退したと伝えている。
そんな中、開会式が行われる競技場周辺では警察官らによる大規模なデモが続いている。財政難による給与の未払いもあり、深刻な経済不況の中での開催に反発の声もあがっている。
一方、リオ市内ではステージや屋台が立ち並び、期間中さまざまなイベントが行われる。オリンピック競技を体験できる施設やブラジルの歴史と音楽を紹介する施設などが次々とオープンしている。
開会式は日本時間6日午前8時に始まるが、南米初の開催でどのような趣向が凝らされるのか注目されている。