連続爆発事件に関連で男逮捕 タイ
タイの連続爆発事件で、警察は一連の事件と関連しているとみられる放火事件に関わったとして、タイ人の男を逮捕した。
この事件は、タイ中部のリゾート・ホアヒンや南部プーケットなどで相次いで爆発がおき4人が死亡したもの。このほかにも南部では、爆発事件と同一グループによるとみられる放火事件も起きていたが、警察は14日、放火事件に関わったとしてタイ人の男を逮捕したと発表した。この男は事件直前に、現場にいる様子が防犯カメラに映っていたということだが、関与を否定していて、どういったグループと関連しているかなどは明らかになっていない。
一方で、南部では、13日も新たに爆弾がみつかるなど、事件は広い範囲で組織的に行われたとみられ、警察や軍が軍事政権に反発する政治活動家などを次々に拘束して事情をきいているが、具体的な犯行グループの特定には至っていない。