露・イシンバエワ IOC選手委員に当選
ドーピング問題を巡り、リオオリンピックの出場が認められなかった、ロシアの女子棒高跳びイシンバエワ選手が18日、IOC(=国際オリンピック委員会)の選手委員に選ばれた。
選手委員には23人が立候補し、各国の選手による投票の結果、イシンバエワ選手を含め4人が選ばれた。イシンバエワ選手は、女子棒高跳びの世界記録保持者で、アテネと北京オリンピックの2大会連続で金メダルを獲得し、リオオリンピックへの出場を目指していた。しかし、ロシアの国家ぐるみのドーピングを巡り、関与を否定しながらも出場が認められず、IOCの対応を批判していた。今後は、選手委員として、ドーピング対策などに取り組むことになる。
同じく立候補していた男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんは落選した。