リオ五輪出場ならず イシンバエワ選手引退
ドーピング問題を巡って、リオオリンピックへの出場が認められなかった女子棒高跳びのロシアのイシンバエワ選手が19日、現役引退を表明した。
ロシア棒高跳び、イシンバエワ選手「とても幸せで、夢を達成したことに満足しています。できる限りのメダルを勝ち取ってきました」
イシンバエワ選手は、アテネと北京オリンピックで2大会連続の金メダルを獲得し、リオオリンピックへの出場も目指していたが、国家ぐるみのドーピングを巡って、認められなかった。
イシンバエワ選手は会見で、改めて自身の関与を強く否定し、出場できなかった悔しさを滲ませた。今後は、国際オリンピック委員会の選手委員などとして活動する。