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同時多発テロから15年「脅威は高まる」

2016年9月11日 12:41
同時多発テロから15年「脅威は高まる」

 日本人を含む約3000人が犠牲となったアメリカ同時多発テロから15年となる11日、オバマ大統領はテロとの戦いの成果を強調する一方、「テロの脅威は高まっている」との認識を示した。

 オバマ大統領はビデオ演説で、同時多発テロの首謀者とされる国際テロ組織「アルカイダ」のウサマ・ビンラディン容疑者の殺害などテロとの戦いは、この15年で大きく変化したとその成果を強調した。一方で、過激な思想に感化されたとみられるテロ事件などを挙げ「テロの脅威は高まっている」と述べた。

 オバマ大統領「ボストンマラソンの爆弾テロ、オーランドの銃乱射などテロの脅威は高まっている。我々はアルカイダや『イスラム国』を壊滅させる」

 また、共和党の大統領候補トランプ氏の言動を念頭に「テロに直面しても我々を分断しようとする者に屈してはならない」と強調した。

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