露軍「停戦発効後、反体制派が砲撃行った」
停戦が発効したシリアのアレッポで13日、停戦状況を監視中のロシア軍が突然銃撃を受け、現場は一時騒然とした。
ロシア国防省は13日、停戦状況を確認するためシリア各地と中継を結び、テレビ会議を開いた。そのさなか、兵士の後ろで突然、銃声が響き渡った。
銃声が響いたのは、激戦地・アレッポでアサド政権側と反体制派の攻防の最前線となっている幹線道路。この銃撃がどの勢力によるものかはわかっていないが、ロシア軍は、「アメリカが支援する反体制派が、停戦発効後、アサド政権側に23回の砲撃を行った」と発表している。
12日に停戦が発効してから、これまでのところ大規模な戦闘は報告されていないが、依然として予断を許さない状況が続いている。