台湾で猛威 「スーパー台風」中国に上陸
「スーパー台風」とも呼ばれる台風14号は、台湾に大きな被害をもたらした後、強い勢力を保ったまま15日未明、中国大陸に上陸した。現地では引き続き警戒が続いている。
大きな被害を受けた台湾では、最大瞬間風速61.7メートルを観測した。強風で飛ばされたものがバイクで走っている人に直撃したり、港に積まれたコンテナが崩れ落ちたりするなど、各地で被害が出ている。
これまでに台湾全体で1人が死亡、38人がケガをしていて、37万世帯以上が停電となっている。
台風14号は、15日未明に中国南部に上陸し、福建省では停電が発生し、空の便が一部運休するなどしていて、中国政府が注意を呼びかけている。