英政府、中国企業が関係する原発計画を承認
イギリス政府は15日、中国企業が関係するために再検討していた原子力発電所の建設計画を承認したと発表した。
イギリスは、南西部のヒンクリー・ポイントに新たな原子力発電所の建設計画を進めており、フランス企業とともに中国企業も出資することになっている。
しかし、電力という重要なインフラに中国が関与することへの懸念から発足直後のメイ政権は計画承認を先送りし、これに対し中国側が強く反発していた。
今回、イギリス政府は建設計画を承認することで中国に配慮した形だが、一方で、重要なインフラへの外国企業からの投資に対しては、今後、規制を強化する考えを示している。