白人女性警官が黒人男性射殺 オクラホマ州
アメリカ南部のオクラホマ州で武器を持っていない黒人男性が白人警察官に銃で撃たれ、死亡する事件があった。警察の対応に抗議の声が上がっている。
警察が公開した映像によると、16日、オクラホマ州タルサの路上で自分の車に向かって歩いていた白いシャツの男性が突然、倒れた。
倒れたのは40歳の黒人男性で、「ドアを開けたまま停車している車がある」との通報で駆けつけた警察官に撃たれ、その後、死亡した。男性は武器を持っておらず、別のカメラの映像では両手を上げていることがわかる。
撃ったのは白人の女性警察官で、「男性が車から武器を取ろうとしていたと思った」と話しているということだが、車内に武器はなかった。警察は白人警察官を罪に問うか調査を進めている。
アメリカでは警察官による黒人の射殺事件が相次いでおり、今回の事件も抗議活動が行われている。