ジャカルタでイスラム教徒が大規模デモ
インドネシアの首都ジャカルタで4日、イスラム教徒による大規模なデモがあり、一部が暴徒化し1人が死亡、約250人がケガをした。
ジャカルタでは4日、約5万人のイスラム教徒が集まり、デモが行われた。ジャカルタのバスキ知事はキリスト教徒で、今年9月の演説でイスラム教徒に対し、「コーランに惑わされている」などと発言し、反発を招いていた。
デモは夜になっても続き、一部が暴徒化し警察車両に火をつけたり店舗を破壊したりなどしたため、警察がデモ隊に対し催涙ガスを発射するなどした。
警察によると、一連の衝突でデモに参加した市民1人が死亡し、約250人がケガをしたという。