米大統領、トランプ氏に「行動が重要」助言
アメリカのオバマ大統領は14日、大統領選挙のあと初めて記者会見を行い、次期大統領のトランプ氏に対し、トランプ氏を支持しなかった人にも手をさしのべるよう促したことを明らかにした。
オバマ大統領は先週、トランプ氏と会談した際に、国をまとめる大切さを強調したと明らかにした。また、トランプ氏に対し、ホワイトハウスの補佐官らスタッフの提言をうけ、最終的には大統領が決断することが重要だと伝えたという。
オバマ大統領「このような激しく分断した選挙の後では行動を示すことが重要だと、私はトランプ氏に強調した。彼を支持しなかった人々にいかに手をさしのべるかが重要だ」
こうした中、トランプ氏は14日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行った。両国の関係を改善させ建設的な協力をしていくことで一致したほか、シリア問題なども話し合ったという。また今後、直接会談を行うことでも合意したという。