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ミサイル配備の露、日露関係に「影響ない」

2016年11月24日 2:25
ミサイル配備の露、日露関係に「影響ない」

 ロシアが北方領土の択捉島と国後島に最新のミサイルを配備したことについて、ロシアの大統領報道官は23日、日本との関係には影響を与えないとの見方を示した。

 ロシア軍の機関紙などは18日、択捉島と国後島にそれぞれ、沿岸の防衛を目的とした新型の地対艦ミサイルを配備したと報じた。ロシアの実効支配が進んでいることの表れだが、ペスコフ大統領報道官は23日、「日本との関係の発展、特に経済や平和条約交渉に影響を及ぼすべきではない」と述べた。

 プーチン大統領の来日を来月に控える中、ミサイル配備は日露関係に影響しないとの見方を示したもの。

 オホーツク海を取り囲む北方領土を含むクリル諸島は、ロシアにとって重要な防衛拠点で、関連施設の建設など軍備強化が進んでいる。