非常戒厳を巡り、内乱などの疑いで身柄を拘束されている韓国の尹錫悦大統領について、捜査本部は午後5時45分頃、尹大統領の逮捕状を請求しました。

尹大統領をめぐっては15日に身柄を拘束され、捜査本部が取り調べを進めていました。

尹大統領はこれまでの事情聴取に供述を拒否しているほか、拘束の翌日以降は聴取に応じずにいました。

しかし、捜査本部は拘束期限となる17日、尹大統領の逮捕状を裁判所に対して請求しました。

今後、裁判所は尹氏側の主張も聞いた上で、逮捕状を出すかを判断することになります。

裁判所が請求を認めれば、尹大統領は最長18日間勾留され、取り調べを受けることになります。