オバマ大統領 最後の「感謝祭」
アメリカは24日、1年の収穫を祝う感謝祭の休日を迎える。ホワイトハウスでは恒例のイベントが行われ、残りの任期がわずかとなったオバマ大統領は、国民への感謝を述べた。
アメリカでは感謝祭に家族で七面鳥を食べる習慣がある。オバマ大統領は特別に選ばれた七面鳥に食卓に上がることを免除するため、「恩赦」を与えた。毎年恒例のイベントだが、ことしで最後となったオバマ大統領は国民への感謝の気持ちを述べた。
オバマ大統領「この8年間、私を信頼してくれた国民に対して心から感謝したい」
一方、次期大統領のトランプ氏も感謝祭を前に新たなビデオメッセージを公開した。
トランプ氏「感謝祭で私が祈ることは(選挙戦の)分裂でできた傷を癒やし、共通の決意と目的で結束した一つの国として前進することだ」
また、「団結すれば達成できないことは何もない」と強調した。トランプ氏は感謝祭の休みの間も、人事構想を練ることにしている。