カストロ氏追悼式典 100万人規模参列へ
キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去してから5日目、首都ハバナでは追悼式典がまもなく開かれる予定で、カリスマ指導者に最後の別れを告げようと100万人もの人が訪れるとみられている。
ハバナ中心部の「革命広場」にはカストロ前議長の若い頃の写真が飾られている。地元メディアは100万人が訪れると伝えていて、会場は人で埋め尽くされるとみられる。
革命広場では急ピッチで準備が進んだ。また、同じ広場に設けられているカストロ前議長の祭壇にきょうも多くの人が弔問に訪れた。
キューバ市民「最後のお別れをします。彼の肉体は滅びても、私たちの中に生き続けます」
追悼式典には海外からの要人が参加するほか、関係者によると弟のラウル・カストロ国家評議会議長が話すという。そして、カストロ前議長の遺灰は明日から国内各地をまわり、来月4日、キューバ革命「始まりの地」サンティアゴ・デ・クーバの墓地に埋葬される予定。
広場にはメディアも世界中から集まっている。式典はあと3時間ほどで始まる。