朴大統領弾劾訴追案 9日に採決へ
朴槿恵大統領の進退をめぐり、韓国の国会では駆け引きが続いているが、野党は大統領の弾劾訴追案を2日に発議し、9日に国会の採決にかけると発表した。
野党3党は、大統領を辞めさせるための弾劾訴追案を2日に発議し、9日の国会で採決にかけると発表した。一時は来週に持ち越されたとみられていた発議を2日に行い、強硬姿勢をアピールしつつ、採決は先延ばしし、弾劾に賛成する議員を取り込む時間を稼ぐ狙いがある。
弾劾案可決のカギを握る与党セヌリ党の非主流派は、「来週7日午後6時までに朴大統領が退陣の時期を明言しなければ弾劾案に賛成する」としていて、可決されるかどうかは、朴大統領が与党が求める「来年4月末の退陣」を受け入れるかどうかにかかっている。