朴槿恵大統領、職務停止後、初の公の場に
韓国の朴槿恵大統領は1日、職務停止になって以降、初めて公の場に姿を見せ、友人による国政介入事件について、自らの関与を否定した。
朴大統領は1日、メディアとの新年の会に出席した。公の場に姿を見せるのは先月の職務停止以降初めてで、およそ3週間ぶり。
朴槿恵大統領「国民の皆様にただすまないという思いで、重い気持ちで過ごしている。誰かに便宜を図るという考えは全くなかった」
朴大統領はこのように述べ、大統領の権限を利用して友人の崔順実被告や関係者の利益を図ったことはないと主張した。また、検察が指摘した崔被告との共謀についても否定した。
朴大統領は、検察の事情聴取は拒否した経緯があるが、現在行われている特別検察官の捜査については「連絡が来れば誠実に臨む」と応じる姿勢を示した。