北朝鮮「任意の時刻、場所でICBM発射」
北朝鮮外務省の報道官はICBM(=大陸間弾道ミサイル)について「最高首脳部が決心する任意の時刻、任意の場所で発射されるだろう」と述べた。
北朝鮮の国営メディアは8日、アメリカ本土を射程におさめるとされるICBMについて、外務省の報道官が「最高首脳部が決心する任意の時刻、任意の場所で発射されるだろう」と述べたと伝えた。
金正恩委員長は元日の演説で「ICBMの発射実験が仕上げの段階に入った」と述べていて、今月20日のトランプ政権発足を前に、アメリカを威嚇する狙いがあるとみられる。
一方、8日は金委員長の誕生日だった。国営メディアが去年、「行事を行い祝賀の雰囲気を高める」と伝えたため注目されたが、今年も例年と同様に祝賀行事などはなかった模様。