サイバーセキュリティー顧問に元NY市長
アメリカのトランプ次期大統領は12日、ジュリアーニ元ニューヨーク市長を、サイバーセキュリティー対策の顧問に登用すると発表した。
トランプ次期大統領は、政府だけでなく、アメリカ企業もハッキングなどサイバー攻撃を受けているとして、この問題に対応するため、サイバーセキュリティーに通じているジュリアーニ氏に助言を求めることにしたという。
ジュリアーニ氏は一時、国務長官にも名前があがっていたが、自らの法律事務所などでの仕事に専念するため、政権に入ることを辞退していた。
サイバー攻撃を巡っては、大統領選でロシアがしかけたとの情報機関の発表について、トランプ氏も初めてロシアの関与を認めており、次期政権の大きな課題となっている。