アメリカ・トランプ次期大統領の就任式を２０日に控える中、世論調査による好感度が過去４０年で最も低いことがわかった。また、就任式への欠席を表明する議員が約５０人に増えるなど、前代未聞の事態となっている。

　有力紙「ワシントン・ポスト」などが１７日に明らかにした世論調査によると、トランプ氏の印象について「好意的でない」と答えた人は５４％で、「好意的」の４０％を上回った。就任直前としては「過去４０年以上で最も不人気」だという。

　トランプ氏は映像を公開し就任式への期待を高めようとしている。

　トランプ次期大統領「就任式はアメリカ史に刻まれる私たちの晴れ舞台だ。その就任式を一緒に過ごしてほしい」

　しかし、すでに約５０人の民主党議員が就任式の欠席を表明するなど、トランプ氏に反発する動きが続いており、前代未聞の事態となっている。