トランプ次期大統領就任式リハも…波乱含み
アメリカのトランプ次期大統領の就任式を20日に控え、アメリカ・ワシントンではリハーサルが行われた。しかし、就任式の欠席を表明する議員が相次ぐなど波乱含みとなっている。
リハーサルは15日、連邦議会の議事堂前につくられた特設ステージで行われた。赤いネクタイを着けたトランプ氏役の男性が宣誓の段取りを確認。最大で90万人が参加する会場にはすでにたくさんのイスが並べられ、準備は整ったかに見える。
しかし、足元では波乱も起きている。キング牧師と共に公民権運動に関わった民主党の黒人議員・ルイス議員が就任式の欠席を表明すると、トランプ氏がツイッターで激しくののしり、これに他の議員が反発して欠席の動きが広がる事態となっている。
反トランプを掲げる団体もデモの準備を本格化させている。
デモを準備する男性「(就任式の日にデモで)世界の人々、アメリカの人々に、トランプ氏に反対する人が大勢いる事を知らせる事ができるだろう」
就任式当日などには過去最大の規模となる99の団体がデモを計画しており、緊迫する事態も予想される。