ギャンブル依存症対策の議論を本格化
「カジノ解禁法」が成立したことを受けて政府や与党のギャンブル依存症対策の議論が本格化する。政府は26日に関係閣僚を集めた会議を開くことを決めた。
今月26日から施行される「カジノ解禁法」は施行から1年以内をめどに犯罪防止策などカジノ解禁に必要な実施法を策定するよう求めている。政府は実施法に盛り込むギャンブル依存症対策などについて26日に関係閣僚会議を開き、議論を始める方針。
一方、「カジノ解禁法」の採決で賛否が分かれた公明党もギャンブルなどの依存症対策を検討するプロジェクトチームを発足させ、22日、初会合を開いた。
カジノなどのギャンブルにアルコールや薬物なども加えた依存症対策を幅広く検討する方針で、今年度中に提言の中間的な取りまとめを行う予定。