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東日本大震災から“6年”…NYで追悼式典

2017年3月6日 19:21

 東日本大震災から6年を前に、アメリカ・ニューヨークでは5日、在住の日本人らによる追悼式典が行われた。

 追悼式典は、ニューヨーク在住の日本人を中心に在ニューヨーク総領事も出席して行われた。今年は、福島県浪江町で伝統工芸品「大堀相馬焼」の窯元を継いだ松永武士さんが、スピーチを行った。

 大堀相馬焼・松永窯4代目、松永武士さん「文化を残すことは故郷を残し、その人の人生・アイデンティティーを残す重要な手段である」「浪江町という町自体がたくさんの人の心に残るよう、世界に広めていきたい」

 また福島県の高校生らも式典に参加している。主催者らは、大震災6年を前に改めて「被災者・被災地のことを忘れない」とスピーチし、被災地支援への思いを新たにした。