「CIAは無能力」アサンジ容疑者が挑発
内部告発サイト「ウィキリークス」が、アメリカのCIA(=中央情報局)のハッキング技術に関する内部資料だとする文書を公開した問題で、サイト創設者のアサンジ容疑者が9日、CIAを「無能力」と挑発した。
「ウィキリークス」は今月7日、CIAから流出したとする内部文書を公開し、CIAがインターネットなどに接続したテレビに侵入して情報収集する技術を開発していたと指摘した。
ウィキリークスの創設者、アサンジ容疑者は9日、CIAが技術の流出を守れていないと激しく挑発し、IT企業などに、ハッキングを防ぐ対策を提供する考えを示した。
アサンジ容疑者「兵器(技術)を開発しているのに、1つの場所に集積し、厳重に保管しないとは、歴史的にひどく無能力な行動だ」
トランプ大統領は選挙中、クリントン陣営の情報を暴露したウィキリークスを評価していたが、スパイサー報道官による会見で、今では「深刻な懸念を持っている」ことを明らかにしている。